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中日新聞掲載の大学記事

2013.08.22

内海で福島の児童のびのび 日福大と福島大が招待

 福島大(福島県福島市)と日本福祉大(愛知県美浜町)の災害ボランティアセンターの招待で、南知多町に滞在している福島県の小学生58人が21日、内海海岸で海水浴を楽しんだ。

 福島第1原発事故の影響を気にすることなく、野外で遊んでもらうのが目的。「ふくしま子どもリフレッシュサマーキャンプ」と題し、両大は昨年も小学生を招待している。

 今年は福島大の学生と小学生らが19日に仙台市からフェリーで名古屋市へ出発し、20日に南知多町に到着した。

 この日は小学生や大学生ら100人が海水浴場に集まり、子どもたちは浮輪や水鉄砲を抱え、うれしそうに海へ飛び込んでいた。

 震災後初めての海水浴という福島市金谷川小学校6年の神(じん)あかりさん(12)は「波が来るのが楽しかった」と笑顔で話した。

 一行は22日、常滑市の中部国際空港や名古屋市の名古屋城などを見学してから船で帰途に就く。(吉岡雅幸)

(2013年8月22日 中日新聞朝刊知多版より)
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