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2013.08.22
名大院に産学協同講座 田辺三菱製薬、メナードと
名古屋大（名古屋市千種区）は２１日、田辺三菱製薬（大阪市中央区）、日本メナード化粧品（名古屋市中区）との産学協同研究講座を大学院に開設したと発表した。企業で製品開発に携わる研究者と大学の研究成果や施設を共有することで「名大発」の製品やサービスに結び付けるのが狙い。工学系分野での連携も進め、３０講座の開設を目指す。
田辺三菱製薬は創薬科学研究科に講座を開く。２０１８年３月までの５年間、遺伝子の異常で骨の成長が阻害されて背や手足が伸びない「軟骨無形成病」に効く治療薬の開発を目指す。同社で新薬を開発してきた研究者２人が出向する。
メナード化粧品も研究員２人を医学系研究科に派遣する。幹細胞に関する研究を深め、成果を美容製品や健康食品の開発に生かす方法を探る。
名大の浜口道成学長は「大学研究と企業秘密という双方の壁を取り払い、連携して世の中の役に立つイノベーションを実現する第一歩にしたい」と語った。（北島忠輔）
（2013年8月22日 中日新聞朝刊県内版より）
田辺三菱製薬は創薬科学研究科に講座を開く。２０１８年３月までの５年間、遺伝子の異常で骨の成長が阻害されて背や手足が伸びない「軟骨無形成病」に効く治療薬の開発を目指す。同社で新薬を開発してきた研究者２人が出向する。
メナード化粧品も研究員２人を医学系研究科に派遣する。幹細胞に関する研究を深め、成果を美容製品や健康食品の開発に生かす方法を探る。
名大の浜口道成学長は「大学研究と企業秘密という双方の壁を取り払い、連携して世の中の役に立つイノベーションを実現する第一歩にしたい」と語った。（北島忠輔）
（2013年8月22日 中日新聞朝刊県内版より）
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