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2013.08.16
発達障害どう対応 在宅保健師に堀田さん語る 刈谷
職場を離れた保健師でつくる在宅保健師会「あいち」の本年度最初の研修会が、刈谷市総合文化センターであった。椙山女学園大准教授の堀田あけみさん(49)を講師に、発達障害に悩む親子との接し方を学んだ。
堀田さんは「1980アイコ十六歳」で文芸賞を最年少受賞した作家。教育心理学などを研究する一方、自閉症の次男を含む3児を育てている。研修会では研究者と母親の両方の立場から語った。
発達障害児が5〜20%いるとされる現状を紹介し「発達障害と診断されることは悪いことじゃない」と早期の発見と対応の大切さを強調。子どもの問題に悩み、3歳児健診をすっぽかした自身の経験も明かし「親は平静を保てない。親の反発や、あつれきもあると思うが、プロとして受け止めてほしい」と呼び掛けた。
在宅保健師会は定年や子育てで一線を退いた保健師が、家庭にいながら地域の保健事業に協力する目的で発足。県内に会員が150人いる。知識向上と交流促進のため年3回、研修会を開いている。(岡村淳司)
(2013年8月16日 中日新聞朝刊県内総合版より)
堀田さんは「1980アイコ十六歳」で文芸賞を最年少受賞した作家。教育心理学などを研究する一方、自閉症の次男を含む3児を育てている。研修会では研究者と母親の両方の立場から語った。
発達障害児が5〜20%いるとされる現状を紹介し「発達障害と診断されることは悪いことじゃない」と早期の発見と対応の大切さを強調。子どもの問題に悩み、3歳児健診をすっぽかした自身の経験も明かし「親は平静を保てない。親の反発や、あつれきもあると思うが、プロとして受け止めてほしい」と呼び掛けた。
在宅保健師会は定年や子育てで一線を退いた保健師が、家庭にいながら地域の保健事業に協力する目的で発足。県内に会員が150人いる。知識向上と交流促進のため年3回、研修会を開いている。(岡村淳司)
(2013年8月16日 中日新聞朝刊県内総合版より)
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