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2013.05.03
委員長に20歳女子大生 可児市事業評価市民委員会 阿部さん「視野を広げたい」
可児市の施策を市民目線で判定する「可児市事業評価市民委員会」の初会合が1日夜、同市広見の市総合会館であった。委員長には、愛知学院大3年阿部早織さん(20)=光陽台=が就いた。昨年は大学生院生が委員を務めたが、委員長は初めて。 (遠藤康訓)
事業評価は、冨田成輝市長の就任時に始まった3カ年の取り組みで、本年度が最終年度。健康・福祉、生涯教育、環境・農業の67施策を精査し、8月に報告書をまとめる。
委員は12人。半数は市人づくり文化課が推薦。残りは公募で、阿部さんは市の成人式企画運営委員を務めた縁で、市から応募を勧められて応じた。
初会合で冨田市長が委員に委嘱状を授与。阿部さんは市側の依頼で委員長職を受けた。「可児に20年住んできたけど、市について考えたことはなかった。視野を広げるいい機会」ととらえ、「選挙権を得た以上、行政に関心を持ち、自分の意見を言えるようになりたい」と語った。
副委員長には、コンサルタント業佐野晃司さん(69)=禅台寺=が選ばれた。委員のうち女性は9人で、冨田市長は「見直しで事業をより効果あるものにしたい。女性の視点を生かしてほしい」と期待した。
昨年度の事業評価では98事業を審査し、757万円の予算カットにつながった。3年間で計227事業を点検する。
(2013年5月3日 中日新聞朝刊可児版より)
事業評価は、冨田成輝市長の就任時に始まった3カ年の取り組みで、本年度が最終年度。健康・福祉、生涯教育、環境・農業の67施策を精査し、8月に報告書をまとめる。
委員は12人。半数は市人づくり文化課が推薦。残りは公募で、阿部さんは市の成人式企画運営委員を務めた縁で、市から応募を勧められて応じた。
初会合で冨田市長が委員に委嘱状を授与。阿部さんは市側の依頼で委員長職を受けた。「可児に20年住んできたけど、市について考えたことはなかった。視野を広げるいい機会」ととらえ、「選挙権を得た以上、行政に関心を持ち、自分の意見を言えるようになりたい」と語った。
副委員長には、コンサルタント業佐野晃司さん(69)=禅台寺=が選ばれた。委員のうち女性は9人で、冨田市長は「見直しで事業をより効果あるものにしたい。女性の視点を生かしてほしい」と期待した。
昨年度の事業評価では98事業を審査し、757万円の予算カットにつながった。3年間で計227事業を点検する。
(2013年5月3日 中日新聞朝刊可児版より)