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中日新聞掲載の大学記事

2012.10.29

親子で仲良く仮装 長鉄沿線 ハロウィーン楽しむ

 岐阜女子大(岐阜市太郎丸)文化創造学部の学生が28日、親子が仮装して町並み散策を楽しむイベント「とりっく おあ とりー と れいん」を実施した。参加した家族連れ25人が、長良川鉄道沿線駅の飲食店でお菓子を受け取った。

 浅野弘光教授の観光開発研究室で「長鉄推進事業」に取り組む11人が、欧米の伝統行事ハロウィーン(31日)に合わせて企画した。

 カボチャのお化けや妖精の衣装をまとった参加者は魔女姿の学生と一緒に集合場所の関駅から郡上八幡駅まで下った。美濃市駅で途中下車し、うだつの上がる町並みにある飲食店5店舗を回った。

 子どもたちは店に入ると、すぐに店員に駆け寄り「トリック・オア・トリート(お菓子をくれなきゃいたずらするぞ)」と元気よく声を掛けた。お菓子をもらうと、大事そうにバッグにしまっていた。

 岐南町東小学校4年の都崎優香さん(9つ)は「帰宅したら早速お菓子を食べたい」と笑顔。企画リーダーの3年今井奈緒美さん(21)は「非日常的で、ちょっと“おかし”なハロウィーンの旅を楽しんでもらえたかな」とうれしそうに話した。列車での移動中、学生は装飾した車両内でカボチャを使ったサンドイッチやあんパンを振る舞った。(成田嵩憲)

(2012年10月29日 中日新聞朝刊広域岐阜版より)
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