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2008.04.05
小川、リーグ14連勝 不調でも踏ん張り
愛院大のエース小川が、一回り成長した姿を見せた。五回二死一、三塁のピンチ。球が浮つき始め、崩れる気配をのぞかせたが、自ら打ち消す。「腕に力を込めた」。迎えた3番打者を、力のこもった速球で一飛に。悪いなりにも要所で踏ん張った。
オープン戦は不調。上半身が本塁側に突っ込んでしまい、安定しなかった。この日の開幕試合でも、その流れのまま球が高かったが、完投したのはエースの証しだろう。田中監督は「大事なところでは低めにいっている。イマイチでも抑えているから、絶好調のときにはどうなるのか」と笑顔を見せた。
昨秋は7勝して最優秀選手に選ばれた。冬場に筋力を付け、球威が増した。2年生右腕には、まだまだ伸びしろがある。
リーグ戦での連勝は14に伸びたが、気にしていない。「一試合ずつ投げてチームに貢献したい」と小川。絶対的なエースのいるチームの優位は動かない。(加藤隆士)
(2008年4月5日 中日新聞朝刊28面より)
オープン戦は不調。上半身が本塁側に突っ込んでしまい、安定しなかった。この日の開幕試合でも、その流れのまま球が高かったが、完投したのはエースの証しだろう。田中監督は「大事なところでは低めにいっている。イマイチでも抑えているから、絶好調のときにはどうなるのか」と笑顔を見せた。
昨秋は7勝して最優秀選手に選ばれた。冬場に筋力を付け、球威が増した。2年生右腕には、まだまだ伸びしろがある。
リーグ戦での連勝は14に伸びたが、気にしていない。「一試合ずつ投げてチームに貢献したい」と小川。絶対的なエースのいるチームの優位は動かない。(加藤隆士)
(2008年4月5日 中日新聞朝刊28面より)