豊橋技術科学大（豊橋市）は、インターネットの交流サイト「フェイスブック」に公式ページを開設した。ロボット製作に取り組む理系学生の日常や教授陣の研究内容などを公開し、気軽に多くの人に発信するのが狙いだ。

　フェイスブックは世界最大の登録制交流サイト。個人や団体が日常の出来事を写真や記事で発信する。サイトを見た人は「いいね！」とボタンを押して賛同したり、コメントを残すことができる。

　技科大にはホームページもあるが、より気軽に多くのキャンパスの情報を発信したいと６月２１日に開設した。フェイスブックの公式ページを持つ国公立大学は東海地方では名古屋大、名古屋市立大に続いて３番目という。

　学生の研究やサークル活動のほか、地元のエフエム豊橋による研究者への取材の様子も伝える。開設されたページには「ラジオを聴いた。技科大もすごいね」とコメントも残る。ページの更新を担当する総務課広報係の野田智弘さん（３８）は「学内の面白い出来事を多く掲載して、多くの人に技科大に親しんでもらいたい」と呼び掛けている。（池内琢）

（2012年6月29日　中日新聞朝刊県内総合版より）