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中日新聞掲載の大学記事

2011.05.15

愛知大学野球 愛大踏ん張った 入れ替え戦回避へ きょう勝つ!!

 すでに優勝を決めている勝ち点4の愛院大は同1の中部大に4−0で先勝し、開幕9連勝。10戦全勝での完全優勝に王手をかけた。入れ替え戦出場を回避したいチーム同士の対戦は、同1の愛大が同2の愛工大に5−3で逆転勝ちした。

■明神が初勝利

 最下位の愛大が瀬戸際で踏ん張った。1点を追う8回に6番・松本の2点適時打などで3点を奪い、愛工大を逆転。7回途中から登板の明神がリードを守りきった。負ければ入れ替え戦出場がちらつく重要な一戦で、明神はリーグ戦初勝利だ。

 「うれしい。チームに貢献できて良かった」と明神。入学時は一塁手。だが「悔いを残したくない」と興味のあった投手転向を1年時から八田剛監督(39)に訴え、昨春から投手登録された。

 9回は「(初勝利を)意識した。緊張した」というが、三者凡退で終了。ナインに祝福されると硬かった表情がようやく緩んだ。

 15日の2回戦も勝てば勝ち点2となり、勝率差で5位以上が確定。最下位の6位校が出場する入れ替え戦を自力で回避できる。「明日で決めたい」と明神。喜びはほどほどに、すぐに2回戦に目を向けた。 (麻生和男)

■1年生河田決めた 愛院大

 愛院大は1年生の6番・河田が決勝点となる適時二塁打を放った。0−0の6回1死二塁の好機で、中部大先発・田村の直球を叩き、「1年生なのでフレッシュな気持ちで思い切り振った」と自画自賛。全勝優勝が懸かる2回戦に向けても「いい雰囲気で臨める」と笑顔を見せた。

◇1回戦(愛院大1勝)
中部大 000000000―0
愛院大 00000310x―4

◇1回戦(愛大1勝)
愛工大 200000100―3
愛大  00001013x―5

(2011年5月15日 中日スポーツ11面より)

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