春日井市松本町の中部大で１４日、来春の就職を目指す３年生のための学内企業説明会が始まった。

　前半（１６日まで）と後半（２３〜２５日）で計６日間予定され、出展は県内を中心に７４０社に上る。

　前半の会場の同大メモリアルホールでは初日の１４日、地元の信用金庫や自動車メーカー、県警など９７社・団体が出展し、人事担当者が事業内容や採用までの流れを説明した。「超氷河期」とされる就職難だけに、この日だけで６００人が参加した。

　外食産業などを志望する歴史地理学科３年の竹下創太さん（２２）は「大手にこだわらず、ずっと働ける企業に就職できれば」と話していた。

（2011年2月15日　中日新聞朝刊なごや東版より）