長浜から「けいおん」を広く発信したいと意気込む近江高軽音楽部（前列）と長浜バイオ大軽音楽部＝長浜市高田町のさざなみタウンで

■来月８日　ライブイベント

　長浜バイオ大と県内８高校の軽音楽部などが競演するイベント「けいおんストリートＬＩＶＥ　ｉｎ　長浜」が６月８日午後１時から、長浜市田村町の長浜バイオ大で開かれる。大津市を中心に、高校生の軽音楽で地域活性化を図ってきたけいおんストリートＬＩＶＥの長浜進出、バイオ大との連携はともに初めて。湖北地域から「けいおん」を広く発信する。（松本芳孝）

　バイオ大と、近江、長浜農業、彦根翔西館、愛知、彦根工業、大津清陵の６高校の軽音楽部と、軽音楽部がない虎姫、長浜北の２高校の有志バンドが出演。ロックを中心に演奏者も観客も楽しめる、明るいライブを目指す。

　長浜市高田町のさざなみタウンで２７日、ライブ実行委員会の会見があった。バイオ大軽音楽部から、３年で部長のニエブル・ニコラスさん（２１）と副部長の村上舞さん（２０）、２年で渉外担当の鈴木哲朗さん（２１）、ホスト高校となる近江高校軽音楽部から、いずれも２年の生徒らが出席した。

　鈴木さんは「高校生の演奏は刺激になる。大学と高校につながりができることも素晴らしい」と話し、浜地さんは「技術的に学べることが多いと思うので楽しみ」と期待を寄せた。大学、高校側とも「『けいおん』の良さを多くの人に伝えたい」と心を一つにした。

　当日は高校、大学の２５～３０程度のバンドが出演し、オリジナル曲を含む演奏を披露する。入場無料。

（2025年5月29日　中日新聞朝刊びわこ総合版より）