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お知らせ 2025.03.15
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食の未来、安全 学生と考える 研究支援や食育 中部大が東海農政局と協定

協定書に署名した東海農政局の秋葉局長(左から2人目)と竹内学長(同3人目)=春日井市の中部大で
東海農政局は2015年から同大応用生物学部で「我が国の食料事情」や「食の安全」などをテーマに講義を行っていた。24年から学部を超え、産業界の総合的なリスク対応を学ぶ同大独自の資格「リスク予防管理士」の1講義を担当し始めたことをきっかけに、さらに協力の幅を広げようと連携協定を締結。学生の研究が、日本の食料自給の維持や食品ロスの改善、食育の推進などにどう生かせるかアドバイスし、研究を支援していく。
同大で締結式があり、東海農政局の秋葉一彦局長は「食の未来や安全を考えるマインドが、若い世代にも広がっていくといい」、竹内芳美学長は「協定が学生のチャレンジ精神を引き出し、良い方向へ進んでいけば」と期待した。
東海農政局が大学と連携協定を結ぶのは10校目。(伊藤純平)
(2025年3月15日 中日新聞朝刊近郊版より)