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学生活動 2024.12.24
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ハンドベル 繊細な音色 名駅・高島屋 南山大生らが披露
名駅のジェイアール名古屋高島屋で22日、イングリッシュハンドベルの演奏会が開かれ、買い物客らが美しい音色に耳を傾けた。3オクターブを奏でる37個のハンドベルは、長野県飯田市の精密部品加工業「花井メディテック」が開発した。
演奏会では、南山大の「ハンドベルクワイア」に所属するメンバーと卒業生計10人が「あめにはさかえ」「きよしこの夜」といったクリスマスソングなど9曲を披露した。会場に響く繊細な音に、買い物客らが足を止めて聞き入った。
医療機器の部品加工を手がける花井メディテックは、旋盤の技術を生かして2009年からハンドベルの開発を始めた。15年に1オクターブ、19年に2オクターブのハンドベルを製品化。開発着手から15年かけ、3オクターブの完成にこぎ着けた。
花井孝文社長(59)は「中小規模のホールでしっとりと聴いてもらえるよう、落ち着いた音色を追求した。ハンドベル本来の音色を聴いてもらいたい」と話す。演奏した一人は「普段使っているハンドベルよりも柔らかくて優しい音色がします」と振り返った。 (斉藤和音)
(2024年12月24日 中日新聞朝刊市民総合版より)
演奏会では、南山大の「ハンドベルクワイア」に所属するメンバーと卒業生計10人が「あめにはさかえ」「きよしこの夜」といったクリスマスソングなど9曲を披露した。会場に響く繊細な音に、買い物客らが足を止めて聞き入った。
医療機器の部品加工を手がける花井メディテックは、旋盤の技術を生かして2009年からハンドベルの開発を始めた。15年に1オクターブ、19年に2オクターブのハンドベルを製品化。開発着手から15年かけ、3オクターブの完成にこぎ着けた。
花井孝文社長(59)は「中小規模のホールでしっとりと聴いてもらえるよう、落ち着いた音色を追求した。ハンドベル本来の音色を聴いてもらいたい」と話す。演奏した一人は「普段使っているハンドベルよりも柔らかくて優しい音色がします」と振り返った。 (斉藤和音)
(2024年12月24日 中日新聞朝刊市民総合版より)