ランウェイを歩く東野さん＝日進市のプライムツリー赤池で

　椙山女学園大（千種区）の学生２２人の企画による持続可能な開発目標（ＳＤＧｓ）をテーマにしたファッションショーが７日、日進市のプライムツリー赤池であった。

　学生たちはモデルや司会に挑戦。ショーではステージやランウェイをモデルがポーズを取りながら歩き、司会が衣服の特徴やデザインの意図を説明した。

　衣服のテーマは「持続可能な生産消費」。不要になったデニムや生地を使い、若者の流行を取り入れた。「ジェンダー平等」をテーマに性別問わず着用できるウエディングドレスを披露した学生もいた。

　リメークしたデニムスカートを着用した東野怜奈さん（２２）は「着なくなった服を捨てるのではなく、新しい衣服に生き返らせる取り組みを見て生産消費を考えるきっかけにしてほしい」と語った。（神村俊貴）

（2024年7月9日　中日新聞朝刊市民総合版より）