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大学野球  2023.10.13

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愛知大学野球 最終週決戦 王座奪還へリード プロ注目 岩井俊&松本W右腕

「先を見ずに、優勝目指して頑張る」と語った名城大の岩井俊介

「先を見ずに、優勝目指して頑張る」と語った名城大の岩井俊介

■まずは秋連覇

 愛知大学野球秋季1部リーグ(中日スポーツ後援)が大詰めを迎える。最終週で試合を行う全4チームが優勝の可能性を残す大混戦。唯一勝ち点3で首位に立つ名城大を3チームが追いかける。

 王座奪還に向け、一歩リードする名城大。岩井俊介投手(4年・京都翔英)と松本凌人投手(4年・神戸国際大付)のドラフト候補両右腕がチームを引っ張る。安江均監督(63)が「これだけの投手がいて勝てなかったら、監督は何をしているのか」と語るほどの投手陣は、9試合をリーグ最少の20失点に抑えている。

■春の雪辱を!

 昨秋はリーグ戦を制し明治神宮野球大会でも4強入りした。しかし、両右腕にとって最後となる秋の目標は、神宮で安江監督を胴上げすること。そのために、まずは秋連覇を狙う。「先を見ずに、優勝目指して頑張ります」と岩井俊。松本は「(中部大に)春の借りを返すためにも、4年生が引っ張ってチームが一体となり、最終節を迎えたい」。それぞれが静かに闘志を燃やす。

 2位以下には勝ち点と勝率が同じ4チームがずらりと並ぶ。そのうち愛工大、愛知東邦大、中部大は最終週での逆転を虎視眈々(たんたん)と狙っている。大混戦のリーグ戦を制し、東海・北陸・愛知三連盟王座決定戦に駒を進めるのはどのチームか。 (後藤正樹)

(2023年10月13日 中日スポーツ6面より)

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