協定書に署名した小室学長（左）と板津町長＝岐阜県富加町役場で

　金城学院大（守山区）は、岐阜県富加町と包括的な連携協定を結んだ。同大が自治体と包括協定を結ぶのは守山区と尾張旭市に次いで３例目。岐阜県内では初めて。

　生活環境学部の長谷川直樹教授が町の総合計画や総合戦略のアドバイザーを務める縁で締結した。若者や女性の視点で、まちづくりや定住政策などを考える。長谷川教授のゼミ生が町で調査研究することも決まっている。

　町役場で３日にあった締結式で、小室尚子学長と板津徳次町長が協定書に署名した。小室学長は「次世代に向けたまちづくりに役立てることは何よりもうれしい」とあいさつ。板津町長は「若い女性たちから声が聞けるのはとてもありがたい。いろいろなアイデアを頂き、一緒に結果を出したい」と語った。

（2023年7月8日　中日新聞朝刊市民総合版より）