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学生活動  2023.05.24

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企業の課題解決 学生が提案 中京学院大が新形式の授業

課題の説明に訪れた市内事業所の代表ら(中央奥-右奥)に、まず一礼する学生(左奥)=中津川市千旦林の中京学院大で

課題の説明に訪れた市内事業所の代表ら(中央奥-右奥)に、まず一礼する学生(左奥)=中津川市千旦林の中京学院大で

 中津川市千旦林の中京学院大は23日、市内の事業所や諸団体が抱える課題を教材にして、解決案を2年生に考えさせる実践的で新しいスタイルの授業を始めた。初回のこの日は農業や製造業などの4社が自社の課題を教室で説明し、「野菜摂取量を増やすための案を」「新商品の販路拡大の方法は」と学生に投げかけた。これを受けて約80人が個人やグループで知恵を絞り、2024年1月に独自の解決案にまとめて発表する。

 経営学部2年全員が受講する「教養ゼミ」の新機軸で、提案力や分担協働する力、根拠を基に論理的に考え伝える力の3つの力を高めるのが狙い。

 協力した4社はサラダコスモ、フカミファーム、東海技研工業、恵那金属製作所で、30日には市社会福祉協議会、中津西まちづくり協議会の2団体も課題を示して参加する。

 発芽野菜で人気のサラダコスモは「岐阜県民の約7割が野菜不足で食塩は取り過ぎ」だとして野菜の食べ方のアイデアを募った。7代続く農家でイチゴが主力のフカミファームはイチゴ収穫時期(12月~翌年5月)以外のオフシーズンのお客との接点や規格外イチゴの活用法を募集。また東海技研工業は高齢者が腰掛けた状態から腕を引く力で立ち上がれるように作った介護用品の自信作「ラ・クリップ」の普及案を、恵那金属製作所は自社の優れた加工技術を生かせる商品企画を求めた。

 学生らは各社の説明担当者にきちんと礼を述べてから質問したり、一人で何度も挙手して発言したりと丁寧で積極的だった。代表してあいさつした新開健音(けんと)さん(19)は「学生全員が考えを深めることができた」と述べ、林勇人(はやと)学長(62)は「提案がこの科目の目標。素晴らしい解決案を」と学生を鼓舞した。(三田村泰和)

(2023年5月24日 中日新聞朝刊東濃版より)

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