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お知らせ 2023.05.20
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割安学食 学生「助かる」 名学院大 期間限定で実施
■ランチ、ラーメン 野菜多め 栄養面もサポート
物価高騰が続く中、名古屋学院大は経済、栄養の面から学生を支えようと、今月8日から学食のメニューの一部を割安で提供している。昨年、名古屋市熱田区、瀬戸市の両キャンパスの学食で実施したところ好評だったため、本年度も支援することを決めた。7月21日まで。(加藤慎也)
18日昼、スポーツ健康学部の約680人が通う瀬戸キャンパス。人気を集めていたのは、ビーフカツと筑前煮、ご飯、みそ汁がセットになった日替わりランチだ。
通常は550円だが、30食限定で400円にした。煮物など普段はない野菜の小鉢が毎日付くのが特徴で、みそ汁もサトイモ、大根などがたっぷり。ラーメンも野菜を増やし、150円引きの300円で1日10食を販売している。
1人暮らしという3年の田中惇暉さん(20)は「電気代が高く、やりくりが苦しいので助かる。野菜もとれてうれしい」と笑顔で麺をすすっていた。
同大は昨年4月から、物価高騰に加え、コロナ禍でアルバイト代が減るなど影響を受ける学生の負担を軽減しようと、割安の弁当提供などさまざまな支援策を講じてきた。12月には、200円で食べられるメニューを考案。価格の一部を大学と父母会が負担し、両キャンパス合わせて計1900食を提供した。
今回は、事業費約80万円を大学の予算で賄い、7月21日までの55日間、野菜を多く使った計7150食を出す予定だ。
同大広報室の橋之口幸一郎さん(41)によると、瀬戸キャンパスの学生の四割近くが、学校の近くで一人暮らしをしている。「経済的な面だけでなく、食生活が乱れがちな学生の食事を栄養面からもサポートしたい」と話している。
(2023年5月20日 中日新聞朝刊なごや東版より)
物価高騰が続く中、名古屋学院大は経済、栄養の面から学生を支えようと、今月8日から学食のメニューの一部を割安で提供している。昨年、名古屋市熱田区、瀬戸市の両キャンパスの学食で実施したところ好評だったため、本年度も支援することを決めた。7月21日まで。(加藤慎也)
18日昼、スポーツ健康学部の約680人が通う瀬戸キャンパス。人気を集めていたのは、ビーフカツと筑前煮、ご飯、みそ汁がセットになった日替わりランチだ。
通常は550円だが、30食限定で400円にした。煮物など普段はない野菜の小鉢が毎日付くのが特徴で、みそ汁もサトイモ、大根などがたっぷり。ラーメンも野菜を増やし、150円引きの300円で1日10食を販売している。
1人暮らしという3年の田中惇暉さん(20)は「電気代が高く、やりくりが苦しいので助かる。野菜もとれてうれしい」と笑顔で麺をすすっていた。
同大は昨年4月から、物価高騰に加え、コロナ禍でアルバイト代が減るなど影響を受ける学生の負担を軽減しようと、割安の弁当提供などさまざまな支援策を講じてきた。12月には、200円で食べられるメニューを考案。価格の一部を大学と父母会が負担し、両キャンパス合わせて計1900食を提供した。
今回は、事業費約80万円を大学の予算で賄い、7月21日までの55日間、野菜を多く使った計7150食を出す予定だ。
同大広報室の橋之口幸一郎さん(41)によると、瀬戸キャンパスの学生の四割近くが、学校の近くで一人暮らしをしている。「経済的な面だけでなく、食生活が乱れがちな学生の食事を栄養面からもサポートしたい」と話している。
(2023年5月20日 中日新聞朝刊なごや東版より)