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中日新聞掲載の大学記事

入試情報  2023.04.04

SDGsテーマ 独自入試 名産大、来年入学者対象に新設

 名古屋産業大(尾張旭市)は2024年4月の入学者を対象とする入試から、国連が掲げる「SDGs(持続可能な開発目標)」をテーマにした独自の入試制度を新設する。

 SDGsの視点を持って経営ができる人材の育成が目的。受験生は17の目標の中から、進学後に取り組みたい内容について書いた志望理由書を提出。小論文と面接で総合的に合否を判定する。

 新たな入試は9月から計10回実施の予定。定員は、現代ビジネス学部経営専門職学科(定員40人)で10人、同学部現代ビジネス学科(同150人)に20人の予定。成績が優秀だった受験生には、入学金の半額を免除する。SDGsに的を絞った入試は全国でも珍しいという。

 担当する同学部の矢野昌彦教授(62)は「学力だけでなく、社会の課題を解決するための熱意を評価する入試」と説明。「持続可能なビジネスモデルを作れる人材を育成したい」としている。(加藤慎也)

(2023年4月4日 中日新聞朝刊なごや東版より)

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