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お知らせ  2023.03.20

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音声誘導 避難情報も 点字ブロック 読み取りアプリ 片町などで 県内外の障害者ら20人体験

コード化点字ブロックをスマートフォンで読み取る参加者たち=金沢市南町で

コード化点字ブロックをスマートフォンで読み取る参加者たち=金沢市南町で

 金沢工業大(野々市市扇が丘)が開発した、点字ブロック上に記したコードを読み取って周辺施設に音声誘導するスマートフォン向けアプリの体験会が19日、金沢市片町周辺であった。アプリには3月から、近隣の避難場所案内などの新機能が搭載。県内外から集まった参加者は、視覚障害者支援をはじめ、観光案内などにも活用できる最先端のバリアフリー技術に触れた。 (柴田一樹)

 アプリは、同大の松井くにお教授(人工知能)が2018年から開発に着手した。コード化点字ブロックは、金沢21世紀美術館や国立工芸館周辺など、市内約100カ所に敷設。専用アプリのカメラで読み込むと、現在地に加え、「前方は武家屋敷方面、右は金沢駅方面」などと、4方向に応じた内容が画面上の文字と音声で説明される。

 3月からは、近隣の避難施設を示す「避難モード」や、「100メートル先の右側にトイレ」など具体的な距離も示す「詳細モード」などの新機能が備わった。状況に応じて画面左上のボタンで切り替えが可能。今後は、災害時には自動で避難モードに切り替わったり、トイレ個室内の水を流すレバーを案内したりする機能の開発にも取り組む。

 県内や東京都などから視覚障害者や、課題研究を行う高校生ら約20人が参加。片町や香林坊をつなぐ国道の歩道に敷設されたブロックを、実際に歩きながらスマホで読み取った。東京都から訪れた、視覚障害がある高校3年の生徒(18)は「近くの建物の位置や距離がわかると、自分の現在地が想像しやすい。音声案内のない信号への応用や、東京にもできてくれたらうれしい」と全国的な普及を期待した。

 アプリダウンロードは、「Walk&Mobile」とスマホで検索。

(2023年3月20日 北陸中日新聞朝刊金沢版より)

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