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スポーツ  2022.10.25

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日本大学女子駅伝 30日号砲 常勝名城大 V6へ自信

全日本大学女子駅伝に向けて練習する主将の小林成美(手前左)ら名城大の選手=名古屋市で

全日本大学女子駅伝に向けて練習する主将の小林成美(手前左)ら名城大の選手=名古屋市で

■厚い選手層 1年生が底上げ

 全日本大学女子駅伝は30日、弘進ゴムアスリートパーク仙台から仙台市役所前市民広場までの6区間、38.1キロで行われる。史上初の6連覇を狙う名城大は、エントリーした10人のうち7人が5000メートル15分台の自己ベストを持ち、今年も優勝候補。米田勝朗監督は「過去最強のチーム編成になる」と自信を見せる。

 今月に入ってから、4年の山本有真が5000メートルで日本人学生歴代トップの15分16秒71をマーク。1年の米沢奈々香が15分31秒63を記録するなど選手は好調を維持する。「仕上がりはかなりいい。3区までで、他のチームを諦めさせる展開に持ち込みたい」と指揮官。ここ数年の必勝パターンとなっている先行逃げ切りをもくろむ。

 今回は1年生が6人エントリー。底上げが進み、チーム内競争は激しさを増した。主将の小林成美も「メンバー外の選手の力が他のチームに比べて強い。いつも危機感を持って練習している」と必死な様子。小林ら4年生が入学してから、名城大は出場した駅伝で負けたことがない。トップでゴールテープを切ることが期待される中「重圧を打ち消すのではなく、しっかり受け入れて勝っていく」と、慢心することなく準備を続ける。

 小林は7月、1万メートル代表だった世界選手権(米オレゴン州)への渡航直前に新型コロナウイルス陽性と診断され、派遣を見送られた。「駅伝のおかげでモチベーションを上げられた」と失意を乗り越え、仲間との快走で夏の悔しさを晴らしたい。 (山内晴信)

(2022年10月25日 中日新聞朝刊21面より)

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