進学ナビ

HOME > 中日新聞掲載の大学記事 > 大学野球

中日新聞掲載の大学記事

大学野球  スポーツ  2022.10.12

この記事の関連大学

大学野球 岐阜学生秋季L2位 岐阜聖徳学園大が東海切符

マウンドで声を掛ける岐阜聖徳学園大の近藤真市監督=長良川球場で

マウンドで声を掛ける岐阜聖徳学園大の近藤真市監督=長良川球場で

■就任1年目近藤監督「ナインに感謝」

 東海地区大学野球の岐阜学生秋季リーグは11日、岐阜市の長良川球場で最終週第2日の3試合を行った。元中日の近藤真市監督(54)率いる岐阜聖徳学園大は中部学院大に6-3で勝ち、今季の2位が確定。2017年春以来の優勝を決めた岐阜協立大とともに東海地区秋季選手権(10月22、23日・長良川)の出場切符を獲得した。

■投手力で接戦制す

 今季最終戦を勝利で飾ると、険しい表情が笑顔に変わった。岐阜聖徳学園大は9回に2点を追い上げられたが、エース左腕・橋本が最後の打者を空振り三振に仕留めてゲームセット。2位で東海選手権への出場切符を獲得した近藤監督は「故障者が出て大変な中で、みんなが成長してくれた。感謝ですね」と選手をたたえた。

 就任時に掲げた「守り勝つ野球」を体現した。橋本、有賀の両左腕を軸に、今季は12試合で計28失点。1試合平均の失点は2・3と安定感ある投手陣を背景に、接戦をものにしてきた。投手陣は春にランメニューで下半身を強化。橋本は「監督が代わって4年生を使ってもらえた。その恩返しがしたかった」と笑顔をみせた。

■新“戦闘服”で雪辱

 今季からユニホームを新調した。これまでの白色と青色を基調にする色づかいはかわらないが、デザインを変更。近藤監督は「強かったときのドラゴンズを意識した」と語る。新たな“戦闘服”を身に着け、3位タイに終わった春季リーグの雪辱を果たした。

 東海選手権、そして、明治神宮大会へ-。昨春の全日本大学野球選手権に続く、全国の舞台を目指す。 (谷大平)

▽2回戦
中部学院大 100000002|3
岐阜聖徳学園大 00110013x|6
(中)小川、津川、斎藤、古沢、塚田、長倉-北
(聖)有賀、伊藤、橋本-反頭
本塁打 長岡(聖)

▽1回戦
東海学院大4-2朝日大

▽2回戦
岐阜協立大5-2中京学院大
(岐阜協立大2勝)

(2022年10月12日 中日スポーツ7面より)

戻る < 一覧に戻る > 次へ