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お知らせ  2022.05.31

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生理用ナプキンを無償提供 名学院大 女性用トイレ個室に装置

装置にスマホで取得したアプリをかざし、ナプキンを取り出す実演をする担当職員=熱田区の名古屋学院大で

装置にスマホで取得したアプリをかざし、ナプキンを取り出す実演をする担当職員=熱田区の名古屋学院大で

 名古屋学院大(熱田区)は、名古屋キャンパスにある女性用トイレの個室12カ所に、学生らが無料で生理用ナプキンを手に入れられる装置「オイテル」12台を設けた。新型コロナウイルスの影響で経済的に困窮した女性が直面する「生理の貧困」の問題に配慮し、安心して学業に専念できる環境づくりに取り組む。 (出口有紀)

■生活に困る学生に配慮

 東京のベンチャー企業「オイテル」が開発したサービスで、県内では中部国際空港(常滑市)などに置かれているが、大学では初めて。装置は縦横約31センチ、奥行き13センチで、利用者はスマートフォンで装置のQRコードを読み取り、専用アプリを取得。アプリを起動して装置に近づけると、取り出し口からナプキンが出てくる。2時間後に新たなナプキンをもらうことができ、25日間で計7枚を受け取れる。
 同大は設置にかかる費用は負担したが、装置の画面に表示される広告収入により、ナプキンの代金は無料。在庫が少なくなると、同社から送られてくる。

 2021年秋に、地域住民からコロナ禍で生活に困る学生たちへ提供された日用品の中に生理用品があり、女子学生に喜ばれたことから、同大が無料で配布しようと考えた。担当者たちは「トイレットペーパー同様に、生理用品もどこでも無料で使えるようにしたい。性別の違いによる格差の解消に向けた取り組みとしても知ってほしい」と話す。

(2022年5月31日 中日新聞朝刊市民総合版より)

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