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中日新聞掲載の大学記事

学生活動  2022.03.30

壁面にゾウと背丈の目盛り描く 尾張旭 児童発達支援施設で名経営短大生

入り口付近の壁にゾウなどの絵を描く学生=尾張旭市三郷町で

入り口付近の壁にゾウなどの絵を描く学生=尾張旭市三郷町で

 尾張旭市の名古屋経営短期大子ども学科の学生が29日、同市三郷町の複合ビルに入る児童発達支援・放課後等デイサービス「S・I・C・KIDS 尾張旭校」の壁面にペンキで絵を描いた。

 両者は今月、連携協定を締結。保護者への療育セミナー開催などを検討している。壁面の描画作業もその一環。同所の児童指導員中島教子さん(57)が「入り口付近の白い壁が殺風景。コロナ禍の学生が学外と関わる機会にもなれば」と依頼した。

 この日は、同学科の荻原忠彦講師(49)と有志の学生6人が参加。縦3メートル横4メートルの壁面に、水色のゾウの鼻からカラフルな虹が飛び出す絵柄と、「楽しく成長を感じられるように」と背丈を測ることのできる目盛りも記した。ペンキを調合して脚立に乗り、下絵に沿って彩色していった。

 ゾウの絵は実習などで園児らから人気だったという。1年生の斉藤亜美さん(19)は「子どもたちの笑顔が見られたらいいなと思って案を出し合った。上手に描けました」と喜んだ。

 同所は、2021年7月に福祉事業のASKサービス(東区)が開設。園児から新中学3年生50人が学習や運動の療育に通っている。(西川侑里)

(2022年3月30日 中日新聞朝刊なごや東版より)

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