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お知らせ  2022.03.07

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ふるさと種蔵村議会 活動報告と意見交換 飛騨・宮川

種蔵地区の農村風景を保存する取り組みについて意見交換した「ふるさと種蔵村議会」=飛騨市宮川町で

種蔵地区の農村風景を保存する取り組みについて意見交換した「ふるさと種蔵村議会」=飛騨市宮川町で

 飛騨市宮川町種蔵地区で農村の原風景を保全しようと取り組む人たちでつくる「飛騨市ふるさと種蔵村」の2021年度村議会が6日、同地区のふるさと種蔵村役場で開かれた。新型コロナウイルス感染防止のため、テレビ会議システム「Zoom(ズーム)」を使って中継し、オンラインの参加者を含めて約40人が、21年度に取り組んだ活動を報告して意見交換した。

 過疎や高齢化で継承が困難になっている地区の棚田などを守るため、地区外から支援する「関係人口」を増やそうと18年に組織し、5年目。村議会では、特産のミョウガの畑をオーナー制の導入で復活させる「Myみょうが畑プロジェクト」や、棚田の石積みを修復する「種蔵棚田×空積みWS」、板倉などに美術作品を展示した「学びの里プログラム」などについて報告。事業に参加してきた岐阜大や愛知県立芸術大、青山学院大の教員や学生、地元の吉城高校の生徒らも、成果などを紹介した。

 村長を務める荒谷勇さん(74)は「若い力と意見をいただけて、ありがたい。若い者がいない種蔵だが、皆さんの協力で何とか残せていける」と感謝した。(島崎諭生)

(2022年3月7日 中日新聞朝刊広域岐阜版より)

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