愛知大学野球連盟は２１日、名古屋市のパロマ瑞穂球場で秋季リーグ（中日新聞社後援）の閉会式を行った。部門別の表彰では、２本のサヨナラ本塁打を放った中京大の沢井廉が最優秀選手賞（ＭＶＰ）に輝いた。

　ベストナインは、２季ぶり４２度目の優勝を果たした同大から４人が選ばれた。沢井は３季連続の受賞。防御率０・８４、最多タイの３勝を挙げた三浦大輝は、最優秀防御率とともに投手部門の賞を独占した。リーグ最多の１８安打を放ち、打率４割超えの名城大・河田隆博は春季に続いての受賞となった。

　特別賞は３人。今月のプロ野球ドラフト会議で楽天から２位指名を受けた愛大（２部）の安田悠馬、阪神の育成１位指名を受けた中京大の伊藤稜、リーグ史上３人目となるサイクル安打を達成した名城大の坂上翼紗が選ばれた。

（2021年10月22日　中日新聞朝刊19面より）