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お知らせ 2021.10.05
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無料 白山麓周遊バス 活性化へ 企業と金沢工大が連携 顔認証の実証実験も

バスの車内で顔認証登録を実演する関係者=白山市三宮町で
バスは9月23日に運行を始めた。午前9時半にJR金沢駅金沢港口(西口)を出発。白山比咩神社(三宮町)、白峰集落、白山一里野温泉スキー場(尾添(おぞう))、中宮温泉、道の駅瀬女(せな)(瀬戸)を巡り、午後5時に金沢駅に戻るルート。同神社で45分、白峰集落で2時間10分、それぞれ滞在し観光を楽しめる。毎週火曜と、10月24、27、30日は運休する。火曜が祝日の場合は運行し、翌水曜に休む。11月23日以降は、冬季休業の中宮温泉には立ち寄らない。
バスの運行は、管理システム開発を手掛けるベンチャー企業スマートホテルソリューションズ(東京都)が行う顔認証技術の実証実験も兼ねている。旅館白山苑(えん)(白峰)や、一里野高原ホテルろあん(尾添)に宿泊するバス乗車客は、乗車時に顔写真を登録すると、実験に協力する市内の飲食店や土産物店で「後払い」が利用できる。買い物代は、宿泊した宿のチェックアウト時に、ひも付けされたクレジットカードから、まとめて精算される。現金も利用できる。
バスを利用するには、前日午後5時までに予約が必要。空きがあれば、当日の乗車もできる。(問)ホワイトリング076(255)5340
(2021年10月5日 北陸中日新聞朝刊かが白山版より)