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心新たに1年遅れの入学式 名産大・名経短大 学生要望で実現
尾張旭市の名古屋産業大と名古屋経営短大で8日、2020年度の入学式が開かれた。昨春は新型コロナウイルスの影響で中止となったが、同大の学生の要望で実現。1年遅れの晴れの日を迎えた。
昨年は入学式の中止のほか対面授業ができない時期もあるなど、学生生活に大きな影響が出た。今年4月中旬、「先の見えない不安の中でも気持ちを切り替えたい」と思い立った同大現代ビジネス学部2年の山田裕汰さん(19)が学長宛てに手紙を書き、高木弘恵学長は開催を即決した。
20年度の入学生は同大259人、大学院11人、短大169人。うち希望した学生25人と保護者、教職員らが出席。高木学長は手紙を紹介して「チャレンジ精神を忘れずに一歩踏み出していってほしい」とエールを送った。
山田さんは代表して「多くの方のおかげで素晴らしい入学式ができた」と感謝し、「思い描いたキャンパスライフは難しいと思うが、2年生一同、切磋琢磨(せっさたくま)して社会に貢献できる人材になれるよういろいろなことを学んでいきたい」と誓った。 (吉本章紀)
(2021年5月9日 中日新聞朝刊なごや東版より)
昨年は入学式の中止のほか対面授業ができない時期もあるなど、学生生活に大きな影響が出た。今年4月中旬、「先の見えない不安の中でも気持ちを切り替えたい」と思い立った同大現代ビジネス学部2年の山田裕汰さん(19)が学長宛てに手紙を書き、高木弘恵学長は開催を即決した。
20年度の入学生は同大259人、大学院11人、短大169人。うち希望した学生25人と保護者、教職員らが出席。高木学長は手紙を紹介して「チャレンジ精神を忘れずに一歩踏み出していってほしい」とエールを送った。
山田さんは代表して「多くの方のおかげで素晴らしい入学式ができた」と感謝し、「思い描いたキャンパスライフは難しいと思うが、2年生一同、切磋琢磨(せっさたくま)して社会に貢献できる人材になれるよういろいろなことを学んでいきたい」と誓った。 (吉本章紀)
(2021年5月9日 中日新聞朝刊なごや東版より)