協定書を掲げる藤井学長（左）と村山校長＝岐阜市中鶉の岐阜聖徳学園大で

　岐阜聖徳学園大（岐阜市）と岐阜各務野高（各務原市）は１１日、生徒向けに開く特別授業などに関する協定を結んだ。

　岐阜聖徳学園大が県内外の高校と結ぶ協定の１つで岐阜各務野高は７校目。同大は経済情報学部の教員が同高生徒向けにウェブデザインなどの特別授業を開くなどする一方、教育実習を控えた学生の受け入れをしてもらう。大学の授業見学なども予定している。

　同大であった調印式で、岐阜各務野高の村山義広校長は「生徒にとって実のある連携になって、アカデミックな雰囲気を知ってもらいたい」と期待。岐阜聖徳学園大の藤井徳行学長は「高校生のキャリア形成の意思を高めたり、学ぶ意義について考える一助になれば」と話した。（向川原悠吾）

（2021年3月12日　中日新聞朝刊岐阜総合版より）