名城大生から学習支援を受ける生徒ら＝南木曽町南木曽中で

　南木曽町南木曽中学校で、３年生の希望者が授業後、名城大（名古屋市）の学生とインターネットでつなぎ、英語と数学の学習支援を受けている。

　２０２０年１月に町と名城大が包括連携協定に調印。学習支援はその一環で、２月９日～３月４日に計６回、１時間ずつ学校の教室で実施する。生徒はタブレット端末を使って画面越しに大学生と話し、分からないところや学習のポイントを教えてもらっている。２月２５日は生徒１１人と学生９人が参加した。

　新型コロナウイルスの影響でオンライン形式としたが、町教委は２１年度には夏休み期間中に訪れてもらい、直接指導してもらうことも検討している。担当者は「新たな手法や大学生とのコミュニケーションを通し、生徒の学習意欲の向上につなげていきたい」と期待している。

（2021年3月4日　中日新聞朝刊中南信総合版より）