仙台市で２５日にあった全日本大学女子駅伝で、４連覇した名城大。名古屋市天白区の天白キャンパスではパブリックビューイング（ＰＶ）があり、学生や職員ら１２０人が応援し、喜びを分かち合った。

　ＰＶは、新型コロナウイルス対策で現地での応援を取りやめる代わりに、初めて企画した。来場者は大学名が入ったおそろいのマスクを着用し、大型スクリーンでテレビ中継を観戦。同大の選手が画面に映ると、スティックバルーンを打ち鳴らし、最終走者がゴールした瞬間、ひときわ大きな音を立てて快挙を祝った。ＰＶに参加した同大応援団長の３年黒宮麻由さん（２１）は「遠くにいても応援する気持ちは変わらなかった。新型コロナの影響で練習が制限される中、結果を出した仲間を誇りに思う」と笑顔を見せた。　（鈴鹿雄大）

（2020年10月26日　中日新聞朝刊県内版より）