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お知らせ  2020.07.15

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名学芸大が非接触式検温カメラ 通学の学生向けに

ヒューマンケア学部の入る建物入り口に設置された非接触式検温カメラとモニター=日進市の名古屋学芸大で

ヒューマンケア学部の入る建物入り口に設置された非接触式検温カメラとモニター=日進市の名古屋学芸大で

 新型コロナウイルス感染症の影響で各大学ではオンライン授業が主流となる中、日進市の名古屋学芸大では、実習や演習などのため大学に来なければならない学生のための感染症予防対策として、学内2カ所に非接触式検温カメラを設置している。

 同大では、5月11日から授業をオンラインで再開。先月8日からは、幼稚園や小学校教諭、保育士らを育成するヒューマンケア学部や管理栄養学部など実習の必要な学生を対象とした一部対面授業も始めた。全学生約3000人のうち1000人が現在、通学しているという。

 そこで先月末から、ヒューマンケア学部の入る建物と図書館の入り口に、消毒液とともに同カメラを設置。体温37.5度以上を検知すると、カメラから「体温異常」という音声と光の点滅が発せられる。また、学部事務室などに設置されたモニターには、通過した人の体温が表示されるため、職員が熱のある学生らの入館を止めることもできる。

 学長企画室の伊藤欣也さんは「国家試験には実習が必須でオンラインで代替できない。安心して通学できるよう導入した」と話す。学生の約7割が利用するバスも、定員を20人以下にするなどの対策をし、学業と安全の両立を目指している。(平木友見子)

(2020年7月15日 中日新聞朝刊なごや東版より)

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