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自宅時間 塗り絵どう? 日本画利用県芸大生が公開
長久手市の県立芸術大日本画専攻の4年生が、鉛筆で書いた日本画の下図を利用した塗り絵をネット上で公開している。
4月末、オンライン授業の説明の場で、北田克己教授(64)が「今のご時世、絵を通して自分たちにできることを探してみて」と持ち掛けた。学生たちは「塗り絵なら、絵が苦手な人でも夢中になれてストレス発散できるはず」と考えた。
現在、公開しているのは、城や猫などを題材にした5人による9作品。大人でも楽しめるデザインになるよう工夫した。授業の合間を縫って塗り絵のために新たに描いたものと、以前描いた作品の下図がある。
疫病退散にまつわるとされる妖怪アマビエを描いた藤井晴花さん(23)は「かわいく描かれていることが多いので、あえて妖怪らしくおどろおどろしい雰囲気にした。完成したら家に飾ってほしい」と話している。
塗り絵は、少なくとも5月中は公開を続ける。下級生にも声を掛けて、随時新たな作品を追加していく予定。 (西川侑里)
(2020年5月18日 中日新聞朝刊市民版より)
4月末、オンライン授業の説明の場で、北田克己教授(64)が「今のご時世、絵を通して自分たちにできることを探してみて」と持ち掛けた。学生たちは「塗り絵なら、絵が苦手な人でも夢中になれてストレス発散できるはず」と考えた。
現在、公開しているのは、城や猫などを題材にした5人による9作品。大人でも楽しめるデザインになるよう工夫した。授業の合間を縫って塗り絵のために新たに描いたものと、以前描いた作品の下図がある。
疫病退散にまつわるとされる妖怪アマビエを描いた藤井晴花さん(23)は「かわいく描かれていることが多いので、あえて妖怪らしくおどろおどろしい雰囲気にした。完成したら家に飾ってほしい」と話している。
塗り絵は、少なくとも5月中は公開を続ける。下級生にも声を掛けて、随時新たな作品を追加していく予定。 (西川侑里)
(2020年5月18日 中日新聞朝刊市民版より)