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小里川ダムに見立てたカレー 中京学院大短大部 学生が提案 皿を手作り 恵那の道の駅で提供

ダムカレーや自作した皿を手にする上ケ島さん(左から2人目)ら学生たち=恵那市山岡町で
学生は保育科2年の4人。昨年から、地域貢献を目的とした人材育成プログラムで小里川ダムについて学んでいる。ダムの堤体はご飯で作りルーをダム湖に見立てたダムカレーが、全国各地のダム周辺にあるレストランなどで提供され、人気が出ていることに着目。恵那でも地域の活性化にダムカレーを活用しようと、国土交通省小里川ダム管理支所を通じ、おばあちゃん市に販売を提案した。
おばあちゃん市は学生からの提案を受けて、ダム堤体には地元産の米を使い、特産の細寒天を使ったサラダと飛騨牛コロッケを添えるレシピを考案。学生たちは美濃焼の皿を手作りし、大学施設の窯で焼き上げた。
5月下旬から販売を始め、現在は1日10食限定で提供している。上ケ島愛花さん(19)=瑞浪市=は「皿作りでは失敗もあったが、たくさんの人の協力のおかげで実現できた」と完成を喜ぶ。
後藤妙子駅長は「若い人の頑張りは素晴らしい。ダムを見に来た思い出に食べてもらえたら」と話している。(問)おばあちゃん市・山岡=0573(59)0051
(2019年7月31日 中日新聞朝刊東濃版より)