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学生活動  お知らせ  2019.05.25

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入賞ビジネスプラン 起業塾生3人が説明 市役所訪問

ビジネスプランを説明する3期生たちと喜多甚一理事長(右)=金沢市役所で

ビジネスプランを説明する3期生たちと喜多甚一理事長(右)=金沢市役所で

 起業塾「石川イノベーションスクール」の事業計画発表会で入賞した塾生3人が24日、金沢市役所を訪れ、山野之義市長にビジネスプランを説明した。

 2018年度に1年かけて起業のこつを学んだ3期生10人のうち6人が、20日に行われた発表会で新事業のアイデアを披露。最優秀賞には金沢工業大の研究員和田倫明さん、優秀賞は運送会社福井アクティーの若松稔樹さんと、「自生塾」の屋号でキャリア教育をしている尾張由輝也さんがそれぞれ選ばれた。

 和田さんは、独自開発した橋梁(きょうりょう)の補強材料の製造販売を提案。実用化はこれからだが、「5年後には全国展開し、100年たっても使える橋にする」と目標を掲げた。全国のお悔やみ情報を確認できるアプリ開発を目指す若松さんは「出張や転勤先でも地元のお悔やみが見られるようにしたい」。大学に通いながら、夜は合宿所で自分を見つめ直す「通学合宿」を考案した尾張さんは「何をしたいのか悩む学生に、共同生活しながら自分や他者と向き合ってほしい」と話した。

 スクールの理事長で総合物流業ビーイングホールディングスの喜多甚一社長は「生徒のプレゼンテーションもさらに磨きがかかった」と評価した。 (堀井聡子)

(2019年5月25日 北陸中日新聞朝刊金沢版より)

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