進学ナビ

HOME > 中日新聞掲載の大学記事 > 学生活動

中日新聞掲載の大学記事

学生活動  2019.02.27

この記事の関連大学

外国人誘客 課題探る 県立大留学生 観光地を調査、報告会

観光地を訪れた経験をもとに、関係者と意見交換する留学生=名古屋市中村区のOKBハーモニープラザ名駅で

観光地を訪れた経験をもとに、関係者と意見交換する留学生=名古屋市中村区のOKBハーモニープラザ名駅で

 外国人観光客の誘致に向け、県立大(長久手市)の留学生たちが各地の観光地の魅力や課題などを洗い出す調査を行い、名古屋市中村区のOKBハーモニープラザ名駅で報告会を開いた。

 調査は観光振興に取り組む中部経済連合会と共同で昨年10月から実施。欧州、中南米、アジアの8カ国14人の留学生が、インターネットでアンケートをしたり、愛知、岐阜、三重、長野の各県の観光地に足を運んだりして、効果的なアピールの仕方や外国人が観光を楽しむ上での障害を探った。同大外国語学部の宮谷敦美教授(日本語教育学)が指導した。

 観光や行政の関係者らが出席した報告会で留学生たちは、アンケートの結果、観光情報に関して、写真や動画を好む傾向と文章を好む傾向が国によって分かれていると判明したことなどを紹介。外国人が現地で戸惑わないためのきめ細かな案内の拡充や、交通手段の改善を提案した。(横山大輔)

(2019年2月27日 中日新聞朝刊県内版より)

戻る < 一覧に戻る > 次へ