「気持ちで負けないように戦いたい」と意気込む鵜飼さん＝中津川市役所で

　国内外のトップ選手が集まるカンガルーカップ国際女子オープンテニスに出場する中津川市出身の鵜飼有希さん（２０）＝東海学園大３年＝が市役所を訪れ、青山節児市長らの激励を受けた。

　２月にあった県推薦選手選考会でシングルスを制し、優勝者のみに与えられる本戦出場権を得た。大会に出るのは３年連続だが、過去２回は予選からの出場だった。

　３年前のシングルスでは世界で活躍中の大坂なおみ選手が準優勝するなど、国内で開かれる大会でも屈指のランクの高さだ。

　鵜飼さんは「世界のトッププロと試合できるめったにない機会。１ポイント１ポイントに集中して臨みたい」と意気込みを語った。

　大会は、２９日から５月６日まで岐阜市の岐阜メモリアルセンターで開かれ、シングルス本戦は１日に始まる。（福本雅則）

（2018年4月24日　中日新聞朝刊東濃総合版より）