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スポーツ  2018.03.19

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堀島2冠 全日本モーグル

 フリースタイルの全日本選手権モーグル最終日は18日、札幌市ばんけいスキー場でモーグルが行われ、男子は平昌冬季五輪代表の堀島行真(中京大)が88.78点で優勝、デュアルモーグルとの2冠を達成した。ともに今季限りで引退する遠藤尚(忍建設)が83.49点で2位、西伸幸(マンマーノフーズ)が75・43点で3位に入った。平昌五輪銅メダルの原大智(日大)は右脚痛で棄権した。

 女子は17歳の冨高日向子(白馬ク)が71.50点で初優勝した。伊藤みき(北野建設)が68.91点で2位、梶原千裕(東海大)が64.00点で3位に入った。平昌五輪代表の村田愛里咲(行学学園教)は予選落ちした。

■今季最終戦 完勝締め

 平昌冬季五輪で11位に終わった男子モーグルの堀島が、今季最終戦を優勝で締めくくった。昨年は決勝1回目で敗退しており、「本気で勝ちにいった。ミスはあったが昨年のようにコースアウトせずに終えてよかった」と喜んだ。

 決勝2回目は今大会で引退する遠藤との勝負に。最後の試合で頂点を狙う遠藤が先に滑って83.49点をマーク。プレッシャーをかけてきたが「真剣に滑ることが恩返し」と集中力を高めた。スピードをぎりぎりまで上げながら、体の軸はぶれずにターンを刻み続け、2つのエアも高い完成度で決めた。3要素すべてでこの日の最高得点をたたき出し、88.78点で完勝した。

 来季へ向けて弾みのつく形でシーズンを終えた。気持ちは既に4年後の北京冬季五輪に向いている。「絶対勝てる選手になって、北京へ向かっていきたい」と鋭いまなざしで言った。

(2018年3月19日 中日新聞朝刊20面より)
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