古田知事と握手する堀島選手（右）＝県庁で

　フリースタイルスキー男子モーグルで平昌冬季五輪に出場する堀島行真選手（２０）＝池田町出身、中京大２年＝が２６日、県庁を訪れ、古田肇知事に金メダル獲得を誓った。

　周囲から常に優勝を期待され「応えたい気持ちが大きく、自分の滑りを見失う部分もあった」と調整に苦しんだ今季。２０日のワールドカップ第７戦で優勝し「五輪前最後の試合で優勝でき、良い形ができた」と白い歯を見せ「感動してもらえるような滑りをする」と力強く語った。

　古田知事は「最後まで１つ１つやるべきことをやって、最高のパフォーマンスを。結果は後から付いてくる」と激励した。

　堀島選手の父行訓（ゆきのり）さん、母則子さん、岡崎和夫池田町長らも同行。堀島選手は幼いころからスキーが大好きだったエピソードを披露し周囲を和ませた。

　堀島選手は今月末から北海道で最終調整し、２月４日に現地へ出発する。（兼村優希）

（2018年1月27日　中日新聞朝刊岐阜総合版より）