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中日新聞掲載の大学記事

2017.12.30

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1年生エース・加世田梨花狙う! 名城大2冠&区間賞だ

■きょう全日本大学 女子選抜駅伝

 30日に静岡県の富士山麓コースで開催される全日本大学女子選抜駅伝競走(富士山女子駅伝・7区間43.4キロ)の開会式が29日、富士市文化会館であった。10月の全日本大学女子駅伝を制した名城大(愛知)では、1年生エース加世田梨花が最長5区(10.5キロ)にエントリー。チームの2冠と区間賞のダブル取りを宣言した。

 加世田は全日本でも最長の5区を任され、チームをトップに押し上げる快走で優勝の立役者となった。米田勝朗監督は今大会でも「加世田がポイント。30秒以内でつなげれば」と話す。加世田を配したエース区間で、先頭に立つ展開をイメージしている。

 加世田にとって、全日本から積み残している宿題が「区間賞」だ。「全日本では区間2位が悔しかった。途中から一人で走る展開になり、力を出し切れなかった。今度は自分自身を追い込んで走る。前に何校かいた方が燃える」と意欲的だ。

 今大会には全日本の優勝メンバー6人がそろい、「理想的なオーダーが組めた」と米田監督は自信を口にする。絶対的なエース・加世田を中心に、名城大が初の富士山制覇、そして2冠へ挑む。 (木村尚公)

(2017年12月30日 中日スポーツ6面より)

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