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2017.12.26

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平昌 笑顔でもてなし 名外大生が通訳ボランティア参加

 来年2月に開幕する平昌(ピョンチャン)冬季五輪に、日進市の名古屋外国語大の学生7人も英語、中国語などの通訳ボランティアとして参加する。このうちの1人、フランス語通訳を務めるフランス語学科3年の野山愛友(あゆ)さん(20)は「笑顔を絶やさずにお客さんをもてなしたい」と意気込んでいる。(森若奈)

 学生たちを派遣するのは、名外大など国内の外国語大でつくる全国外大連合で、冬季五輪・パラリンピックの組織委員会、通訳ボランティアの派遣などで協定を結んでいる。

 野山さんは、今年2月に札幌市などで開かれたアジア冬季競技大会にも英語通訳で参加。スリランカ選手団を担当し、選手の練習に付き添ったり、滞在中の生活支援をしたりした。

 インド風の英語や競技の英語名を覚えることに大変さは感じたが、「『ありがとう』と言ってもらえたのが何よりうれしかった。日数を重ねるごとに距離も近くなれた」とやりがいを感じたという。

 五輪では、会場の案内係として近隣のコンビニの案内や迷子の対応などをする。「韓国に行くからには簡単な韓国語もできるようになりたい」と、独学でハングルやあいさつも勉強している。

 名外大の担当者は「国際大会でいろいろな国の人に出会えるのは、学生たちにとって貴重な機会になる」と野山さんたちの活躍に期待。野山さんは「お客さんの心を読み取りながら、いい対応ができるようになりたい。韓国の学生との交流も楽しみ」と笑顔で話した。

(2017年12月26日 中日新聞朝刊愛知総合版より)

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