金城学院大（守山区）の学生でつくる「金城セントレアサポーターズ」のメンバーが、中部国際空港（常滑市）のレストラン２店舗と協力し「インスタ映え」する華やかな特別メニューを開発した。１４日、同空港でお披露目会があり、メニューを店側と最終調整した。（小西数紀）

　特別メニューは２１日から来年１月末まで、「エムズダイニング」と「海上楼」の２店舗で提供される。

　エムズダイニングでは、赤や青などカラフルなタピオカが入ったソーダや、粉砂糖で飛行機を描いたパンケーキなど４種類のカフェメニューを提供。海上楼では、２つ重ねて雪だるまに見立てたゴマ団子や、麺の上にゆで卵と唐辛子で顔を描いた担々麺など７種類を出す。

　サポーターズは、中部空港と連携協定を結ぶ金城学院大が昨年結成した。昨年は空港内の土産店で販売する菓子を開発。今年は、若い女性をターゲットに、見た目にも華やかでインスタ映えするメニューを考案することにした。国際情報学部３年生９人が１１月から店側とメニューの内容を相談。この日は、サポーターズの提案したメニューの実物を店側が初めてお披露目した。かわいらしい姿のメニューが登場するたびに学生から「めっちゃかわいい」「想像通りすぎる」などと歓声が上がった。

　サポーターズの森葉月さん（２１）は「『女子大生に受けるには』『空港のイルミネーションに合うには』とか話し合いを繰り返してきた過程があるので、実際の商品が目の前に出てきてうれしい」と喜んだ。エムズダイニングの中川祐二店長（４７）は「女の子は発想力があるので、かわいらしいメニューができるのではと期待していた。特別メニューをきっかけに店に来てもらえれば」と話した。

（2017年12月16日　中日新聞朝刊市民総合版より）

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