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中日新聞掲載の大学記事

2017.12.14

園児ら七輪使い陶芸 尾張旭

 尾張旭市稲葉町の稲葉保育園の園児たちが、窯の代わりに七輪(しちりん)を使って焼き物を作る陶芸を体験した。

 七輪陶芸は道具が窯よりも安く、高温になるのが早いため短時間で焼き上がる。焼きながら実物を確認することができたり、電気やガスの窯で作ったりするのとは違った色合いが出せる技術だという。名古屋経営短期大の本田郁子講師が授業で焼き物体験に応用しており、園児向けはこの日が初めて。

 年長児14人が、クリスマス会で鳴らして使う、直径4センチほどの円形の陶器を手作り。火おこしから挑戦し、缶の中、網の上、炭の中と、徐々に温度を上げて焼き上げた。

 男児(5つ)が「七輪の中で焼けるのを見ているのが面白かった」と話すなど、園児たちは真っ赤に燃える陶器を見て、目を輝かせていた。(菅谷仁志)

(2017年12月14日 中日新聞朝刊なごや東版より)

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