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2017.12.09

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生鮮品活用して連携 中央市場や名古屋学芸大

 名古屋市中央卸売市場本場(熱田区)と同市場協会(同)、名古屋学芸大管理栄養学部(日進市)の連携協定調印式が8日、同市場であった。

 市場で取り扱う新鮮な生鮮食品のPRや健康メニューの共同開発、食育推進研究、管理栄養士の養成教育での協力などで連携を進める。中央卸売市場の豊田英彰本場長と市場協会の脇坂剛会長、名古屋学芸大の山中克己学部長が協定書に署名した。

 豊田本場長は「国内消費の低迷、市場を通さない取引の増加など、市場を取り巻く環境は変化している。三者それぞれが持つ特色や資源を有効に活用し、安心で安全な生鮮食品の魅力を発信したい」と話した。

 山中学部長は「調理の段階だけでなく、食材の流通段階で多くの人が携わっていることを学生に伝えていきたい」と述べた。(河合正則)

(2017年12月9日 中日新聞朝刊市民総合版より)

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