第５４回全国大学選手権は２６日、名古屋市のパロマ瑞穂ラグビー場で開幕し、１回戦で東海・北陸・中国・四国代表の朝日大が北海道・東北代表の東北学院大に８３−０で大勝した。１２月３日の２回戦では九州代表の福岡大と戦う。大会は１４校によるトーナメント方式。関東の対抗戦、リーグ戦の１位などは準々決勝から登場する。

■攻撃緩めず１３トライ

　朝日大は大量リードにも最後まで攻撃の手を緩めなかった。１３トライの猛攻。ＦＷが前進を続け、バックスにボールを供給してスペースを走らせた。ＣＴＢ金村は「ＦＷとバックスがうまく連動した」と納得の表情だった。

　目標は関東、関西の強豪に存在をアピールすること。前回大会はその前に福岡工大に足をすくわれた。吉川監督は「昨年は次の試合を意識させすぎた」と反省。今回は全員で福岡大戦に集中する。

▽１回戦
朝日大　８３−０　東北学院大

（2017年11月27日　中日新聞朝刊19面より）

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