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2017.11.01
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大学野球 3連盟王座決定戦 名城大 逆転V2
明治神宮大会の出場権を懸けた第13回東海・北陸・愛知3連盟王座決定戦(中日新聞社後援)最終日は31日、名古屋市のパロマ瑞穂球場で決勝戦を行い、名城大(愛知2位)が5−3で福井工大(北陸1位)に逆転勝ちし、2年連続2度目の優勝を果たした。
名城大は3点を追う6回に高木、山口の連打で1点を返すと、7回に高木の3ランなどで4点を奪って逆転した。4回無死満塁から救援登板したエース栗林が6回以降、2塁を踏ませなかった。
最優秀選手賞は名城大の栗林良吏(りょうじ)投手、敢闘賞は福井工大の近藤洸投手が選ばれた。
明治神宮大会は10日に開幕。7度目の出場となる名城大は11日に九州3連盟代表と対戦する。
■主砲目覚め決勝3ラン
全国の舞台を懸けた大一番で、主砲が目覚めた。1点差に詰め寄った7回、走者2人を置いて名城大の高木が振り抜いた直球は、本人の手応え以上に伸びて決勝の3ラン。リーグ戦で不振に悩んだ4番打者は「おいしいところだけ持っていっちゃった」と照れ笑いした。
本塁打は愛知秋季リーグの開幕戦以来、約2カ月ぶり。打率も2割1分6厘と調子が上がらず苦しんだ。チームも優勝を目指しながら、リーグ史上初の2位決定戦の末に王座決定戦に滑り込んだ。
迎えた今大会は、昨年の準決勝と決勝で5打点をたたき出して最優秀選手賞を獲得した相性のいい舞台。チームメートに付けられた「王座男」の愛称に応え、勝利へ導いた。「抑えてくれた栗林を助けたくて、来た球に食らいついた」という無心の一振りを、安江監督は「毎日一番遅くまで残ってバットを振った成果が出た」と喜んだ。
名城大が22年ぶりに出場した昨年の明治神宮大会は初戦で敗退。高木も4打数1安打2三振と結果を出せなかった。「初めての雰囲気にのまれた。ことしは違う」。4年生で迎える最後の大一番へ、雪辱の準備は整った。(荒井隆宏)
▽決勝
名城大(愛知2位) 000001400―5
福井工大(北陸1位) 100110000―3
本塁打 高木(名)
(2017年11月1日 中日新聞朝刊21面より)
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・ 名城大学
名城大は3点を追う6回に高木、山口の連打で1点を返すと、7回に高木の3ランなどで4点を奪って逆転した。4回無死満塁から救援登板したエース栗林が6回以降、2塁を踏ませなかった。
最優秀選手賞は名城大の栗林良吏(りょうじ)投手、敢闘賞は福井工大の近藤洸投手が選ばれた。
明治神宮大会は10日に開幕。7度目の出場となる名城大は11日に九州3連盟代表と対戦する。
■主砲目覚め決勝3ラン
全国の舞台を懸けた大一番で、主砲が目覚めた。1点差に詰め寄った7回、走者2人を置いて名城大の高木が振り抜いた直球は、本人の手応え以上に伸びて決勝の3ラン。リーグ戦で不振に悩んだ4番打者は「おいしいところだけ持っていっちゃった」と照れ笑いした。
本塁打は愛知秋季リーグの開幕戦以来、約2カ月ぶり。打率も2割1分6厘と調子が上がらず苦しんだ。チームも優勝を目指しながら、リーグ史上初の2位決定戦の末に王座決定戦に滑り込んだ。
迎えた今大会は、昨年の準決勝と決勝で5打点をたたき出して最優秀選手賞を獲得した相性のいい舞台。チームメートに付けられた「王座男」の愛称に応え、勝利へ導いた。「抑えてくれた栗林を助けたくて、来た球に食らいついた」という無心の一振りを、安江監督は「毎日一番遅くまで残ってバットを振った成果が出た」と喜んだ。
名城大が22年ぶりに出場した昨年の明治神宮大会は初戦で敗退。高木も4打数1安打2三振と結果を出せなかった。「初めての雰囲気にのまれた。ことしは違う」。4年生で迎える最後の大一番へ、雪辱の準備は整った。(荒井隆宏)
▽決勝
名城大(愛知2位) 000001400―5
福井工大(北陸1位) 100110000―3
本塁打 高木(名)
(2017年11月1日 中日新聞朝刊21面より)
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