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2017.10.25
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母に寄り添う先生に 稲沢の短大 一宮の安藤さん講演
体幹機能などに障害があり生活に介助が必要な長男の柊羽(しゅう)君(10)を育てる一宮市千秋町小山の安藤真夕さん(41)が20日、稲沢市の愛知文教女子短期大で講演した。
幼児教育学科の授業の一環。同校では、保育士や幼稚園教諭になる学生たちに障害のある子どもたちへの理解を深めてもらおうと、毎年家族を講師に招いている。
柊羽君は生後2カ月ごろからけいれんの症状が出始め、脳にまひがあると分かった。主治医には「2歳まで生きられるか分からない」と言われ、入退院を繰り返してきた。自己治癒力を促す療法などで、筋緊張やぜんそくなど一部の症状は改善。現在は自宅で家族と暮らしながら、一宮特別支援学校にも通っている。
安藤さんは講演で、涙ながらに柊羽君との日々を振り返った。学生たちには「お母さんたちに寄り添える先生になってほしい」と呼び掛けた。
3年山田菜摘さん(21)は、実習で障害のある子どもたちの施設を訪れたことに触れ「保護者にどのように声掛けしたらいいか悩んだが、お母さんの気持ちを聞き、寄り添うことが大切だと分かった」と話した。(秦野ひなた)
(2017年10月25日 中日新聞朝刊尾張総合版より)
■関連大学はこちら
・ 愛知文教女子短期大学
幼児教育学科の授業の一環。同校では、保育士や幼稚園教諭になる学生たちに障害のある子どもたちへの理解を深めてもらおうと、毎年家族を講師に招いている。
柊羽君は生後2カ月ごろからけいれんの症状が出始め、脳にまひがあると分かった。主治医には「2歳まで生きられるか分からない」と言われ、入退院を繰り返してきた。自己治癒力を促す療法などで、筋緊張やぜんそくなど一部の症状は改善。現在は自宅で家族と暮らしながら、一宮特別支援学校にも通っている。
安藤さんは講演で、涙ながらに柊羽君との日々を振り返った。学生たちには「お母さんたちに寄り添える先生になってほしい」と呼び掛けた。
3年山田菜摘さん(21)は、実習で障害のある子どもたちの施設を訪れたことに触れ「保護者にどのように声掛けしたらいいか悩んだが、お母さんの気持ちを聞き、寄り添うことが大切だと分かった」と話した。(秦野ひなた)
(2017年10月25日 中日新聞朝刊尾張総合版より)
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