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2017.01.12
学生雑貨店 地域元気に 名古屋学芸大生 柳原通商店街、期間限定で
名古屋学芸大(日進市)の学生らが、柳原通商店街(北区)の空き店舗を使い、今月末まで期間限定の雑貨店「おみせつくります」を開いている。壁紙貼りなどの内装改修や、商品選びも全て学生が担当。平日は授業があるため、土日のみの営業で「雑貨好きな人は、ぜひ来店してほしい」と呼び掛けている。(蜘手美鶴)
名古屋市の商店街にぎわい創出支援事業の一環。柳原通商店街振興組合の呼び掛けに、北区にキャンパスがある愛知学院大と、連携関係にある名古屋学芸大の学生が応えた。2つの空き店舗を活用。このうち、学芸大の学生は眼鏡を販売していた店舗で、昨年12月中旬から雑貨店を開いている。
運営するのは、メディア造形学部デザイン学科の1年生ら計6人。授業後に店に立ち寄り、開店準備を進めた。「居心地のいい空間をつくろう」と、雑貨店や喫茶店が載った雑誌を見て研究し、内装の配色を工夫。黄、緑、青の壁紙をバランスよく貼ることで、落ち着きのある雰囲気に仕上げた。
店の広さは幅3.5メートル、奥行き4.5メートルで、飾り棚には全国の作家22人の作品60種類ほどが並ぶ。水滴がくっついたようなガラスの指輪やイヤリング、猫のポストカード、灯台を模した小物入れなど、作家の個性がにじみ出ている。
どれも学生が自ら選んだ商品。12月初旬に港区であった全国の小物作家による即売会に赴き、気に入った作品を見つけては、作家に声を掛けて回った。空尾あきらさん(19)は「いきなり、お願いした割には、みんな快諾してくれた。自分たちで見つけた『いいもの』を店に並べたかった」と話す。
「商店街の人とも関わりを持ちたい」と、柳原通商店街の革小物店の眼鏡ケースなどもそろえる。実際に店に足を運んでくれる商店街や地元の人も多く、神谷美帆さん(19)は「商店街の人も、みんな私たちを温かく迎えてくれた。少しでも活性化につながれば」と話す。
店の営業は、土日の午前10時から午後7時まで。
(2017年1月12日 中日新聞朝刊市民版より)
名古屋市の商店街にぎわい創出支援事業の一環。柳原通商店街振興組合の呼び掛けに、北区にキャンパスがある愛知学院大と、連携関係にある名古屋学芸大の学生が応えた。2つの空き店舗を活用。このうち、学芸大の学生は眼鏡を販売していた店舗で、昨年12月中旬から雑貨店を開いている。
運営するのは、メディア造形学部デザイン学科の1年生ら計6人。授業後に店に立ち寄り、開店準備を進めた。「居心地のいい空間をつくろう」と、雑貨店や喫茶店が載った雑誌を見て研究し、内装の配色を工夫。黄、緑、青の壁紙をバランスよく貼ることで、落ち着きのある雰囲気に仕上げた。
店の広さは幅3.5メートル、奥行き4.5メートルで、飾り棚には全国の作家22人の作品60種類ほどが並ぶ。水滴がくっついたようなガラスの指輪やイヤリング、猫のポストカード、灯台を模した小物入れなど、作家の個性がにじみ出ている。
どれも学生が自ら選んだ商品。12月初旬に港区であった全国の小物作家による即売会に赴き、気に入った作品を見つけては、作家に声を掛けて回った。空尾あきらさん(19)は「いきなり、お願いした割には、みんな快諾してくれた。自分たちで見つけた『いいもの』を店に並べたかった」と話す。
「商店街の人とも関わりを持ちたい」と、柳原通商店街の革小物店の眼鏡ケースなどもそろえる。実際に店に足を運んでくれる商店街や地元の人も多く、神谷美帆さん(19)は「商店街の人も、みんな私たちを温かく迎えてくれた。少しでも活性化につながれば」と話す。
店の営業は、土日の午前10時から午後7時まで。
(2017年1月12日 中日新聞朝刊市民版より)
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