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中日新聞掲載の大学記事

2016.12.20

至学館大に新寮が完成 レスリング

 過去6人の五輪金メダリストを輩出している至学館大レスリング部(愛知県大府市)の新たな寮が大学近くに完成し、19日に報道陣に公開された。同大副学長の吉田沙保里は「寮でともに過ごすことは、ひとりひとりの気持ちを高めたり、一緒に頑張ろうと思わせたりしてくれる」と笑顔で祝った。

 2階建ての寮は14室あり、最大28人が生活できる。利用開始は来年1月の予定。各部屋には、五輪などの世界大会でメダルを取った卒業生、在校生の名前が部屋名として付けられる。

 これまでは栄和人監督が私費で購入した建物を寮として使用していた。今回は大学が土地を購入、OGの登坂絵莉らが所属する東新住建(同県稲沢市)が建物を寄贈する形で実現した。

 式典には谷岡郁子学長や吉田のほか、栄監督、リオデジャネイロ五輪の金メダリストらが出席。来春の卒業を控えているため新しい寮には入らない63キロ級金メダルの川井梨紗子は「お風呂がたくさんあるのがうらやましい」と話した。

(2016年12月20日 中日新聞朝刊21面より)
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