犬山市で２月に開かれた犬山国際友好シティマラソン（市、犬山陸上競技協会、中日新聞社主催）で好成績を収めた５人が、姉妹都市の米カリフォルニア州デービス市と宮崎県日南市の大会に派遣されることになり、犬山市福祉会館で２１日、壮行会があった。

　デービス市に派遣されるのは、犬山市中唐曽の名古屋経済大高蔵高１年市原利希也（りきや）さん（１５）、同市上野の東海学園大３年梅田真緒さん（２０）、長野県飯田市の会社員三沢健さん（４５）、犬山高３年の藤下里紗さん（１７）。日南市には犬山市南部中２年の桜井茉凜（まりん）さん（１３）が派遣される。

　山田拓郎市長は「走ることを大いに楽しんで、いろんな経験や人のつながりをつくって人生の大きな財産にしてほしい」と激励した。

　５人を代表して市原さんが「陸上を本格的に始めたきっかけがこの派遣制度だったのでうれしい。代表として恥ずかしくない走りをしたい」と誓った。

　デービス市の「レーバーデー・レース」は９月５日、日南市の「つわぶきハーフマラソン＆車いすマラソン大会ｉｎ日南」は１１月２０日に開催される。

　（藤原啓嗣）

（2016年8月23日　中日新聞朝刊近郊版より）