「第４０回日米大学野球選手権」の日本代表メンバーに選ばれた中京学院大硬式野球部の吉川尚輝選手（４年）の激励会が５日、中津川市千旦林の同大で開かれ、吉川選手が健闘を誓った。

　激励会には学生や部員、大学関係者ら３００人が詰め掛けた。吉川選手は「自分の持ち味を発揮し、チームに貢献できるよう頑張りたい」と話し、会場から盛大な拍手を受けた。

　吉川選手は春季の岐阜リーグ最優秀選手で、全日本大学野球選手権でも、攻守でチームの初出場初優勝に貢献した。先月中旬に神奈川県平塚市で開かれた代表選考合宿では、参加５０選手の中から代表２４人の中に選ばれた。

　吉川選手が学ぶ経営学部の大藤正学部長は「侍ジャパンに選ばれたのは栄誉。気負わず戦ってきてほしい」と激励。インタビューに吉川選手は「うれしい。侍ジャパンのユニホームはあこがれだった」と率直に話した。

　代表チームは６〜９日に再び平塚市で直前合宿を行い、１２〜１７日に新潟、静岡両県や東京都で開かれる大会５試合に臨む。

（星野恵一）

（2016年7月6日　中日新聞朝刊岐阜総合版より）